アイコン 日産自子会社の「日産マリーン」/特別清算開始命令 <横浜> 舟艇製造・販売

Posted:[ 2021年10月 6日 ]

舟艇・同エンジンの製造・販売の日産マリーン(株)(所在地:神奈川県横浜市西区高島1-1-1 代表清算人:笹川裕樹)は9月24日、横浜地裁において特別清算開始命令を受けた。

負債総額は約8億円。



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資本金は2億4000万円。

同社は平成7年8月に日産自動車の子会社として設立、業績が低迷する中、舟艇製造・販売を終了しその後解散、今回の措置となった。

事件番号は令和3年(ヒ)第1003号となっています。


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破綻 要約版

1

破綻企業名

日産マリーン(株)

2

本社地

神奈川県横浜市西区高島1-1-1

3

代表

代表清算人:笹川裕樹

4

設立

1995年8月、

5

資本金

2億4000万円、

6

業種

プレジャーボート・エンジン製造・販売・マリーナ運営

7

売上高

売上高のピーク期、約40億円

2016年3月期、約5億円

8

破たん

2021年9月24日.

特別清算手続きの開始決定

9

裁判所

横浜地方裁判所

10

負債額

約8億円

11

破綻事由

同社は日産自動車の完全子会社。プレジャーボートは一般向けから、防衛省や官庁などから特注品や水陸両用バス、遊覧船なども受注し、海外からも受注し、自社で設計し、製造していた。しかし、リーマンショック後、受注は減り続け、海外営業からも撤退、2016年までに営業停止、その後はアフターサービスに専念していた。

同社は今年解散を決議し、今回の清算となった。

 

自動車・バイクメーカーの日本勢は舟艇とともに舶用小型エンジンを販売しており、ホンダ・ヤマハ・スズキの舶用小型エンジンは世界でも定評があり、世界展開している。

トヨタはレクサスLY650をリリースし、米国で主に販売している。

トヨタは、高級クルーザーの販売にシフトしており、エンジンはボルボ製を搭載。LY650の価格は4.5億円。

ヤマハもイルカのような高級ボートを1.5億円で販売。ヤマハ・イグザルト43もエンジンはボルボ製を搭載している。舶用の高出力エンジンはボルボ製のようだ。

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