アイコン 清酒製造の「山清酒造」/民事再生申請 <筑北村坂北>

Posted:[ 2021年11月 9日 ]

清酒製造の山清酒造(株)(所在地:長野県東筑摩郡筑北村坂北1720番地 )は10月26日付、長野地裁松本支部において民事再生の申請、同日に監督命令を受けた。

負債総額は約1.7億円。



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監督委員には愛川直秀(所在地:長野県松本市中央2-8-23津村ビル5階愛川法律事務所)弁護士が選任されている。

事件番号は令和3年(再)第1号となっています。

以下要約。


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破綻 要約版  JC-NET

1

破綻企業名

山清酒造()

2

本社地

長野県東筑摩郡筑北村坂北1720

3

代表

山﨑 琢之進

4

創業

1665年

5

業種

酒造メーカー

6

破たん

2021年10月26日、

民事再生法の適用申請

8

裁判所

長野地裁松本支部

7

監督員

愛川直秀弁護士(愛川法律事務所)

電話:0263-36-7300

9

負債額

約2億円

10

破綻事由

同社は1665年に山崎忠衛門が創業した酒蔵。岩手県南部藩の杜氏・田中氏の技も入った日本酒「山清 しぼったそのまま一番酒」「山崎忠衛門」「山清」などを長時間かけ低温醸造し、まろやかさ、コク、のど越しが、それでいてキレもよく、余韻も残るというお酒の評判の酒造会社で、都心の百貨店でも販売されている。新コロナ惨禍により飲食店向けニーズが大幅に減少し、業績不振から今回の申請となった。

なお、民事再生のため、事業は継続して行われている。

 

日本人の酒離れは外国勢が見直しているが、田舎の酒蔵ではマーケティングにも限界がある。国は大手に金を出すより、こうした光るものを持つ中小企業や未来を託せる企業を支援すべきではないだろうか。

アベノミクスで巨額利益を出し、異常に内部留保に務め、投資もせず、従業員還元もせず、巨額を使い株主還元ばかりする愚かな企業を国は支援すべきではないだろう。

 

 

 


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