アイコン 米ファイザー 追加接種でオミクロン株に有効と発表 T細胞による免疫反応

Posted:[ 2021年12月 9日 ]

米製薬大手ファイザーと独製薬ベンチャー、ビオンテックは8日、両社が共同開発した新型コロナウイルスワクチンについて、2回接種では変異株「オミクロン株」に対する免疫が十分得られない可能性があるとした一方で、3回接種は「有効」だと強調した。

オミクロン株は従来株と比べ感染力が強いとみられているほか、変異が進んでいるため、ワクチンによる免疫を回避する恐れがあり、世界的な懸念を引き起こしている。オミクロン株に関連した死者は今のところ確認されていない。

ファイザーとビオンテックは8日、査読前の暫定的な実験室試験結果として、両社製ワクチンは「3回投与されれば、新型コロナウイルス感染症予防やオミクロンに対し引き続き有効」と説明。一方で、「オミクロン株はおそらく、2回接種後には十分に中和されない」とした。 ワクチン接種済みの人から採取した血清を用いた初期試験では、3回接種で得られるオミクロン株に対する抗体の量が、2回接種で従来株に対して得られる抗体の量と同程度だった。



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接種を2回受けた人の血液中の中和抗体の量は、オミクロン株では平均して従来株の25分の1だった。
だが、T細胞による免疫反応は、オミクロン株の影響を受けないとみられることから、ワクチンは引き続き重症化予防に有効である可能性があるという。
ビオンテックは現在、オミクロン株に特化したワクチンを開発しており、来年3月までには供給可能になるとしている。
以上、AFP参照

問題は感染リスクがあるかどうかではないだろうか、追加接種すれば自らは重症化しないとしても周りの人を感染させるリスクが付きまとう。

家族や周囲の人全員が追加接種にいたればよいだろうが、基礎疾患や高齢で脆弱のため接種しない人もいる。隣国では追加接種していない高齢者のデルタ株感染では、重症率や死亡率が非常に高くなっている(日本の8月・9月もそうであったのだが・・・)。

日本は確保しているワクチン量が限定されている。それさえも先に接種すればよいものを、8ヶ月後だと、今だどうじゃらこうじゃら抵抗勢力となっている厚労省のド官僚たちがいる。

ただ、ナイジェリアからの帰国者のオミクロン株感染が日本や隣国で見つかっているが、同国の接種完了率は1.8%に過ぎない現実もある。一方で先進国の多くが追加接種に入っている。
願わくば、オミクロン株が重症化しない変異株で、世界中で他の変異株を駆逐し、これ以上変異しないことだろうか。
最悪は、感染力がデルタ株よりさらに強いオミクロン株が、重症化率も高い凶悪変異株に変異することではないだろうか。

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