アイコン 老舗和菓子店の(株)本菊屋ほか2社/破産手続き開始決定 <大阪・兵庫>  1585年創業 新型コロナ関連倒産

Posted:[ 2022年9月22日 ]

和菓子店の(株)本菊屋(所在地:大阪府大阪市中央区高麗橋2-2-12、代表:土田喜和)と関連の菊屋(株)(同住所、登記簿上所在地:兵庫県西宮市神楽町9-7)は9月12日、大阪地裁において破産手続き開始決定を受けた。

負債総額は精査中。

資本金は300万円。

 



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コロナの影響もあって業績が低迷する中、先行きが見通せず事業を断念、今回の措置となった。

破産管財人は「ふじ法律事務所」の外山将平弁護士(電話番号:06-6926-4688)が選任されている。

事件番号は令和4年(フ)第2967号・第2968号となっています。

 

なお(株)本家菊屋(所在地:奈良県大和郡山市)とは別法人であり同社は無関係である。

 


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倒産要約版 JC-NET版

1

破綻企業名

(株)本菊屋

2

本社地

大阪市中央区高麗橋2-2-12

3

代表

土田喜和

4

創業

1585年

5

設立

2012年2月.

6

資本金

300万円

7

業種

老舗和菓子店 焼菓子、棹菓子、干菓子など

8

商品名

「名菊最中」

「菊あわせ」など

9

関係会社

菊屋(株)

本社地:兵庫県西宮市神楽町9-7/代表:同

10

破綻

2022年9月12日.(2社共通)

破産手続きの開始決定

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破産管財人

外山将平弁護士(ふじ法律事務所)

電話:06-6926-4688

12

裁判所

大阪地方裁判所

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負債額

調査中

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事件番号

令和4年()第2967号、第2968号

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破綻理由

同社は業暦400年以上の老舗和菓子店。豊臣秀長公の御用菓子司をつとめた「菊屋」にルーツを持ち、昭和天皇より「御嘉納の菊紋」を下賜されるなど知名度高く、百貨店などに20店舗あまりを出店していた。しかし、前身の(株)菊屋が経営不振に陥り経営破たん、現、本菊屋が受皿会社として事業を継続していた。だが、企業の経費節減や消費不況により贈答品の取り扱いが大幅に減少し続け、また、今般の新コロナ事態で百貨店などでの休業などもあり、売上不振が続き、今年3月に直営店舗を閉店していた。

 

 


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