前田建設工業が前田道路を完全子会社化、しかし、前田道路の経営陣が抵抗、財務内容を特別配当により毀損させて退場、両社などが統合したインフロニアHDが誕生した。
そして、1兆円企業を目指す同社は、小泉の聖域なき削減で公共投資が激減、信用不安に見舞われた東洋建設(現在、持分法適用会社)を救済していたが、その東洋建設を吸収統合させようとしたところ、今度は外野席にいた任天堂創業家の人から銭弾がフィールド内に投げ付けられ被弾、前田はTOBを断念した。
球場はグランドに加え内野席も見えづらい外野席もあることを前田建設工業経営陣は知らなかったようだ、学習しなければ一度あることは2度あり3度ある。空からも落ちてくるミサイルもある。そのためにも内外資の超大手証券会社と組み、事を慎重に進めるべきではないだろうか。
横文字の名前はどうもすかん。ゼネコン百万石にでも変更したほうがよほど親しみやすい。TOBを失敗するにはちゃんと理由がある。経営陣の問題だ。