警視庁は３月３日までに、楽天モバイルの携帯電話基地局の整備に関わる業務委託費を水増しし、会社から約２５億円をだまし取ったとして、楽天モバイルの元物流管理部長 佐藤友紀容疑者（４６）と業務委託先の物流会社日本ロジステックの元常務 三橋一成容疑者（５３）、それに下請け運送会社の「TRAIL」の社長 濱中治容疑者（４９）の３人を詐欺容疑で逮捕した。佐藤元部長らは、楽天モバイルが日本ロジステックに委託していた携帯電話基地局の整備に関わる資材の保管や輸送などの費用を約９億２千万円水増しし、一昨年７月下旬ごろ、水増し分と合わせた約２５億円を楽天モバイルからだまし取ったとされている。
水増しされた金の一部は、業務を再委託された「TRAIL」から元部長側に流れていたという。
楽天モバイルの社内調査で明らかになったもので、会社からの刑事告訴を受けて警視庁が捜査していた。
警視庁は元部長らが、約３年間にわたって同様の手口で会社から金をだまし取っていたとみて詳しく調べている。３人の認否を明らかにしていない。

以上、報道参照