アイコン 半導体 SKハイニックス株価、高値に戻り、サムスンは低迷

Posted:[ 2024年2月 5日 ]

サムスンは半導体の業績だけではなく、新製品の市場投入遅れも株価に反映してきている。
今年からAIスマホやAIパソコン・AIタブレットに置き換わってくることから、その需要は急拡大してくる。
高帯域幅メモリ(HBM)ではサムスンはSKに遅れをとっており、SKハイはすでに「HBM3」を市場投入、エヌビディアなどにも納品し、急成長させている。

サムスンもHBM3、DDR5の開発を終了し、前期の第3四半期にも市場投入の計画であったが、結果、投入できず遅れている。
ただ、DRAM事業は黒字転換を果たし、システム半導体とふぁかドリー部門が赤字を継続し、結果、半導体部門は▲2兆1800億ウォンの赤字となっている。

 



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半導体ではSKハイが第4四半期に黒字転換、サムスンは赤字が続き、株価も明暗を分けている。
また、サムスンはファンドリー事業(半導体受託生産)も台湾のTSMCから逆に引き離され、安値受注している可能性すらある。
今年2024年には各メーカーから出揃うと見られ、またEVも伸び率は減速したものの増加の一途をたどっており、半導体は新コロナ特需の反動で落ち込んだ需要も2024年には回復してくる。
自動車やAI機器には大容量で高速処理が必要なメモリ半導体が必要となり、需要は急拡大してくるものと見られる。


スクロール→

 

サムスン電子

SKハイニックス

19/8.

44,950

74,400

20/2.

60440

104,500

20/.6.

53,300

81,500

20/12.

77,800

118,000

21/1/9.

88,800

138,000

21/2/27.

82,500

141,500

21/6.

81,600

128,500

21/12.

80,500

128,000

22/6.

58,400

91,600

22/12.

55,300

75,000

23/3.

60,500

87,300

23/6.

71,600

113,600

23/9.

68,400

114,700

23/12.

78,500

141,500

24/1/2.

79,500

136,800

24/1.

72,700

134,700

24/2/2.

75,200

134,900

 

サムスン電子&SKハイニックス+TSMC  

 

2023年12月期決算

 

 

売上高

前期比

営業利益

前期比

 

サムスン電子(億ウォン)通期

2,589,355

-14.3%

65,670

-84.9%

 

全体の23/Q4

670,000

 

28,000

-35.0%

 

 

 

 

 

 

 

 うち半導体(億ウォン)通期

678,000

 

-148,800

(240,000).

 

    うちファンドリー(億ウォン)

 

 

-20,000

 

 

 半導体 234

216,900

 

-21,800

 

 

・第4四半期はメモリ部門は黒字転換、システム半導体とファンドリー部門は赤字で回復が遅れている。

 
 

 

 

SKハイニックス(億ウォン)

 

SKハイニックス(億ウォン)通期

327,567

-26.6%

-77,303

(68,094)

 

23/Q4

113,000

47.0%

3,460

(19,122)

 

 

 

TSMC

 

 

売上高

前期比

純利益

前期比

 

TSMC(億台湾ドル)通期

21,617

-4.5%

8,384

-17.5%

 

 うち4Q(億台湾ドル)

6,255

-1.5%

2,387

-19.3%

 

為替

 

24/2/2現在

ドル

 

1ウォン

0.1107

0.0007

 

1台湾ドル

4.7246

0.0318

 

 

 


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