続報。「鎌田養鶏(株)」は(新潟県柏崎市西山町鎌田字坂の下***)に所在している企業です。
同社は養鶏場で、令和6年(2024年)3月14日に新潟地裁長岡支部にて破産手続きの開始決定を受けました。(官報より参照)
停止時の負債総額は約5.5億円。
同社は養鶏場、鶏卵のほか、直営店でスイーツ販売、肥料製造・食品残渣の産廃処理業も営んでいた。鶏舎も農場11ACCP認証を取得するなど積極的な経営を行っていた。しかし、今般の新コロナ事態で一時は巣篭もり需要で卵販売も増加したが、肥料製造用の食物残渣の産廃事業は減少し、収益を圧迫した。そうしたなか発生した物価高騰により、飼料原料のトウモロミシなどが価格が高騰、売上高は伸ばず、赤字が続き、債務超過に。一昨年秋から昨年春まで続いた鳥インフルによる卵価格高騰も昨年10月までには落ち着いたものの、飼料代は岸田政権の超円安政策により、国際相場が下落しても高止まりし、採算性は悪化が続き、今回の事態に至った。
この破産手続きに関しては、選任された横田大樹弁護士が破産管財人として担当することが決定されています。