同社は、23年3月期はシンガポールの大型土木工事やインドネシアのプラント工事などで大赤字になり、大幅減益となっていたが、24年3月期は回復してきている。完成工事補償引当金+工事損失引当金は、23年期120億円、24年期は99億円、ほとんど工事原価に組み入れている。
同志は当期の建設業について、国内では政府による「防災・減災、国土強靭化加速化対策」等による堅調な公共投資の継続ならびに経済安全保障等の観点からの民間設備投資の増加により、建設投資は官民ともに堅調に推移した。
その一方で、(国の超円安政策による)建設資材価格の高止まりが続いていることに加えて、建設需要が集中する地域において協力会社の労務逼迫が生じている。また海外においても、当社の主要市場であるシンガポール、香港及び東南アジアの建設投資は堅調だったが、国内同様、建設資材価格や労務費の高騰が続いているとしている。
東南アジアや中近東はお人好し政治家とゼネコンの日本を馬鹿にしており、ODA予算を投下した事業でさえ、契約どおり完成させたにもかかわらず、建設代金を支払わなかったり、値引きを平然と行おうとする。特にインドネシアは親中国政権が続いており、日本をナメ腐っている。こうした国に対しては付きつ離れずの政策が必要だろう。
五洋建設 24年3月期 回復 10年業績推移 受注状況