アイコン (株)山政(静岡・焼津)/特別清算 老舗の鰹節・角煮・佃煮製造 倒産要約版

Posted:[ 2024年9月 7日 ]

静岡・焼津に拠点をおく、(株)山政が特別清算の開始命令を受けた。

負債総額は約4.6億円。

以下要約して表にしました。



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倒産要約版 JC-NET版

1

破綻企業名

(株)山政

2

本社

静岡県焼津市東小川2-4-14

3

代表

代表清算人:田宮順之

4

創業

1908年=明治41年/業暦:116年

5

設立

1948年3月.

6

資本金

1200万円

7

業種

マグロ・鰹の角煮、魚介各種の佃煮製造

鰹のタタキ、鰹節製造、鰹・昆布だし製造

8

自社ブランド

「山政」

9

売上高

以前のピーク期、約25億円

2023年3月期、約3億円

10

破綻 

2024年8月26日.

 特別清算手続きの開始決定

11

裁判所

静岡地方裁判所

12

負債額

約4.6億円(2023年3月期の決算時点)

13

破綻事由

同社は魚介類の佃煮、鮪・鰹の角煮、出汁などの製造会社。日本は小泉内閣が自民党どころか日本をぶっ壊し、贈答品・中元・歳暮用品が極端に売上不振に陥った。さらに消費税増税のアベノミクス消費不況、家計収入源の非正規雇用拡大、収入を補うため専業主婦が働きに出、家庭料理の簡素化が進み、マグロなどの販売なども落ち込み、同社は冷凍マグロ取り扱いから撤退、今般の新コロナ事態では、贈答品用など百貨店の休業や営業時短でさらに売上不振が続き、債務超過額も拡大の一途、同社は23年9月までに事業を停止、その後は社有不動産の売却処理など行い、負債圧縮、今年2月に解散を決議していた。

 

 

経団連主導で日本の賃金は東南アジア化させられた結果、ここ30年間でGDPはまったく増加していない。

賃金は増えず、僅かに増えても税金や社会保険料名目で勤労者から巻き上げ続け、挙句は面倒臭くなり、一括して消費税増税して実質賃金を増加させなかった。これでは国内の資金は循環せず、GDP低迷の極端な原因となってしまった。

GDPは賃金の増減と密接に連動している。

なお、日本のGDPのドル換算値は1994年499百億ドル、2023年421百億ドル、経済成長率は30年間で▲15.7%縮小している。国際比較はドル換算値で評価される。

これまでの経済の基本政策、財界主導を100%放棄し、どげんかせなぁあかんだろう。

GDP 30年間 4ヶ国比較/名目:自国通貨

 

日本

 

10億ドル

兆円

兆ウォン

10億ユーロ

1994

7,287

510

372

1,829

2023

27,357

591

2,236

4,121

 

 3.7倍増

15.8%

6倍増

2.2倍増

 

 


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