サプライチェーンとは、原材料の調達から製品の製造・流通・販売まで、商品の供給に関わる一連の流れや仕組みのことを指す。
例えば、鉱山から採掘された原材料が工場で加工され、その後、輸送を経て小売店や消費者に届くプロセス全体がサプライチェーンである。これが途切れると、必要な材料や製品が手に入らなくなり、生産や販売が止まることになる。
その、サプライチェーンの断絶は企業経営に深刻な影響を及ぼし、最悪の場合には倒産に至るものである。特に、自然災害やパンデミックといった予期せぬ事態により、供給網が寸断される事例が見受けられる。
例えば、東日本大震災では、多くの企業がサプライチェーンの断絶に直面した。震災の影響により、被災地の仕入れ先が壊滅的な被害を受けた結果、必要な部品や原材料の調達が困難となり、生産活動の継続が不可能となった企業も存在する。
また、熊本地震においては、自動車部品を扱うメーカーが被災し、供給先の国内生産が停止する事態が発生し、サプライチェーン全体に大きな影響を与えた。
震災からパンデミックまで...サプライチェーン断絶が招いた企業崩壊のリアル