バイオプラスチック原料製造の(株)環境経営総合研究所(所在地:東京都渋谷区南平台町16-29、代表:松下敬通)は2月27日、更生手続き廃止決定を受け、破産申請することがわかった。
負債総額は約230億円。
同社(1996年設立)は、紙パウダーを主原料とするバイオプラスチック「MAPKA(マプカ)」の製造を手がけ、食品容器や工業部品に活用されていた。国内外に工場を展開し、日本政策投資銀行やSBIグループから出資を受けるなど事業拡大を続け、2023年8月期の売上高は519億円に達していた。
バイオプラスチック原料製造の(株)環境経営総合研究所(所在地:東京都渋谷区南平台町16-29、代表:松下敬通)は2月27日、更生手続き廃止決定を受け、破産申請することがわかった。
負債総額は約230億円。
同社(1996年設立)は、紙パウダーを主原料とするバイオプラスチック「MAPKA(マプカ)」の製造を手がけ、食品容器や工業部品に活用されていた。国内外に工場を展開し、日本政策投資銀行やSBIグループから出資を受けるなど事業拡大を続け、2023年8月期の売上高は519億円に達していた。
しかし、会計処理の不適切さや資金流出が発覚し、2023年8月に債権者から会社更生法の適用を申し立てられた。その後、更生手続きを進めていたが、事業譲渡や資産売却による資金確保が困難となり、今後の再建も見込めないことから、会社更生手続きは廃止、今回の措置となった。
管財人は岩崎晃弁護士(電話番号:03-6222-7231)が選任されている。