アイコン デジタルグリッド、AI×電力の実需相場へ突入 四半期で通期計画超えの衝撃

Posted:[ 2025年6月16日 ]

新興銘柄デジタルグリッド<350A>が、東証グロース市場で急騰した。6月14日の取引では買い気配でスタートし、8000円台の高値圏を一気に突破。上場来のもみ合いを抜け、青空圏に突入した格好だ。

背景には、AIを活用した電力取引プラットフォームという事業モデルが、早くも実需を捉えたことがある。同社は2024年4月に新規上場したばかりのIPO銘柄。だが、6月13日に発表された2025年7月期第3四半期(24年8月~25年4月)決算において、営業利益は通期計画(23億6200万円)をすでに上回る23億7400万円を記録。AI関連銘柄としては異例の「実績先行型」となっており、成長期待に具体的な裏付けが加わった形だ。

 



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AI銘柄の多くは期待先行となりやすく、ボラティリティの高い動きが目立つ。だが、デジタルグリッドはAI技術を社会インフラである電力領域に落とし込み、需給の最適化という現実的課題に応えている点が特徴的。再生可能エネルギーの不安定さが課題とされる中、同社のアルゴリズムが取引の高度化・効率化に貢献していることが評価されたと見られる。

さらに、IPOから間もないタイミングでの決算上振れは、グロース市場全体に対する投資家の見方をポジティブに転換させる可能性もある。資金流入が期待先行でなく、収益力ある銘柄に向かう「選別相場」の到来を示唆する事例ともいえる。

とはいえ、今後は来期以降の成長持続性や、上場企業としてのガバナンス強化などへの注視も必要だ。足元の好調が一過性のものに終わるのか、あるいは本格的な社会インフラ×AI企業として地歩を固めていくのか、市場は厳しい視線を向け続けるだろう。

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