コーアツ工業、業績上方修正で株価急騰:純利益は前期比2.4倍、配当金も引き上げ
コーアツ工業(証券コード:1743)が、8月26日の取引終了後に発表した2024年9月期の連結業績予想の上方修正を受け、株価が一時ストップ高の1599円まで急騰しました。
同社は、売上高を従来予想の117億2400万円から122億9800万円(前期比24.9%増)に、営業利益を3億1000万円から3億9400万円(同4.0%増)に、純利益を2億8900万円から5億5300万円(同2.4倍)にそれぞれ上方修正しました。
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さらに、期末一括配当予想も25円から35円(前期25円)に引き上げられることが発表され、市場から好感を得ました。
業績が向上した主な要因として、利益率の高い工事が予想以上に進展したことに加え、各現場での自社機材や直営労務の活用によるコスト削減が挙げられます。また、繰延税金資産の増加に伴い、法人税等調整額(益)が計上されたことも最終利益の大幅な増加に寄与しています。
この発表により、投資家からの期待が高まり、同社の株価は大きく上昇しました。業績の改善と増配の発表が、今後の同社の成長に対する市場の信頼を高めた形です。
[ 2024年8月27日 ]
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