クレーンゲームやカプセルトイ専門店「ガチャマンボウ」を展開していたネクサスエンタープライズ(大阪市)が事業を停止した。2024年4月期には売上高48億円超を計上した成長企業だったが、代表者の急逝や会計不正の発覚、資金繰り難が重なり、約47億円の負債を抱えて経営は行き詰まった。
同社の急成長は、ショッピングモールの空きテナントや通路を活用する独自モデルに支えられていた。しかし、経営ガバナンスの脆弱さや内部統制の欠如が露呈し、「成長性が高い」と評価されVCから出資を受けた企業でも一瞬で破綻に至り得ることを示した。投資家にとっては、数字上の成長だけでなく、経営基盤の健全性を見極める視点が不可欠である。
ネクサスエンタープライズ、事業停止 急拡大の陰にあったガバナンス不備