戦が終わればノーサイド――そう言えば、いかにもスポーツマンらしくて格好いい。
しかし、現実はそう甘くない。選挙は血こそ流れないが、れっきとした戦である。
「勝てば官軍、負ければ賊軍」とは、まさにこのことだろう。
≪第二弾≫県連の逆鱗に触れた県議たち、自民党長崎県連党紀委の処分
戦が終わればノーサイド――そう言えば、いかにもスポーツマンらしくて格好いい。
しかし、現実はそう甘くない。選挙は血こそ流れないが、れっきとした戦である。
「勝てば官軍、負ければ賊軍」とは、まさにこのことだろう。

3月15日、7日に続いて自民党長崎県連は平安閣サンプリエールで党紀委員会を開き、2月の知事選で県連推薦の平田研氏を支援しなかった県議9人に対する処分を決定した。
処分内容は次の通りである。
• 外間雅広県議(議長・佐世保市) 党員役職停止3年
• 前田哲也県議(前幹事長・長崎市) 党員役職停止2年
• 宅島寿一県議(前政調会長・雲仙市) 党員役職停止2年
• 近藤智昭県議(政調会長・新上五島町) 党員役職停止2年
• 鵜瀬和博県議(壱岐市) 党員役職停止2年
• 虎島泰洋県議(長崎市) 党員役職停止1年
• 畑島晃貴県議(対馬市) 党員役職停止1年6か月
• 大久保堅太県議(平戸市) 党員役職停止2年
• 田川正毅県議(西海市) 党員役職停止1年
• 中村俊介県議(長崎市) 厳重注意
中村俊介県議を除けば、いずれも極めて重い処分である。
事実上の除名に近いと言ってもいい。
来年3月の統一地方選挙は、「党の看板なしで自力で勝ち上がってこい」と突きつけられたに等しい。極めて厳しい判断である。
その後に開かれた常務委員会では、金子原二郎氏に近い委員から「選挙が終わればノーサイドでいいのではないか」との意見も出たようだ。だが最終的には、党紀委員会の決定に従うことで決着した。
なお、処分を不服とする場合は10日以内に不服申立書を提出し、改めて党紀委員会で審議されることになっている。
とはいえ、一度下された処分が覆ることは、まずないだろう。
さ~次の見どころは外間雅広議長の議長職の去就そして、国会議員、山本啓介、金子容三の処分をどうするかであろう。

金子原二郎氏の歯ぎしりが小曾根の丘まで聞こえてきそうである。
JC-net・日刊セイケイ編集長・中山洋次