東京に拠点をおく、「第一楼ジャパン(株)」が破産手続き開始決定を受けたことが判明した。
負債総額は約22億円。
【東京】追報:第一楼ジャパン(株)/破産手続き開始決定 水産加工業 東京に拠点をおく、「第一楼ジャパン(株)」が破産手続き開始決定を受けたことが判明した。
負債総額は約22億円。
東京都港区赤坂に本社を置く水産加工業者、第一楼ジャパン株式会社は、令和8年3月25日、東京地方裁判所より破産手続き開始の決定を受けた。同社はその直前の2月26日、民事再生手続きの廃止決定を受けており、再建断念から清算手続きへと移行した形となる。
同社は2001年に設立。コンビニエンスストア向けにアサリ・ホキなどの水産物を供給するほか、中国の関係会社で冷凍食品や海藻の加工も手がけていた。直近の2024年12月期には約52億円の売上高を計上していた。
業績悪化の発端となったのは、新型コロナウイルス感染拡大に伴う中国でのロックダウンで、主力工場が一時稼働を停止したことだ。その後、製造体制は回復し売上も持ち直したものの、円安などの為替影響が重くのしかかり、収益は改善しなかった。財務状況の悪化を受けて民事再生法の適用を申請し再建を模索していたが、再生計画の実現は困難と判断され、最終的に破産手続き移行を余儀なくされた。
破産管財人には佐藤弘康弁護士が選任されており、管財人のもとで財産の換価・配当手続きが進められる。
債権者への届出期間は令和8年4月30日まで。財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の各期日は令和8年6月29日午前10時と定められている。