ホーム > 倒産情報 > 【東京】颱風グラフィックスが民事再生、負債約11億8200万円 アニメ制作会社
東京に拠点をおく、「(株)颱風グラフィックス」が民事再生法適用申請したことが判明した。
負債総額は約11.8億円。
以下、企業概要と破綻に至った経緯を表にまとめた。
アニメ制作の颱風グラフィックスが民事再生法を申請。負債は約11億8200万円。
東京都武蔵野市のアニメーション制作会社「(株)颱風グラフィックス」は、令和8年(2026年)7月9日、東京地裁へ民事再生法の適用を申請し、同日付で監督命令を受けた。監督委員には鈴木学弁護士が選任されている。
同社は、テレビアニメのシリーズ作品を一括で請け負い、外部プロダクションや個人アニメーターを活用しながら受注を拡大。2019年4月期に約9200万円だった年収入高は、2023年4月期には約5億300万円まで伸長していた。しかし、急速な事業拡大に社内の制作・管理体制が追い付かず、収益基盤は不安定さを増していた。 2024年に受注した作品では、同社を経由して北朝鮮の制作会社が関与した可能性が浮上し、該当部分を国内スタッフで再制作する対応が発生。別の作品でも品質維持のため制作スケジュールを変更するなど、制作コストと業務負担が膨らんだ。 この影響で2025年4月期の年収入高は約3億6900万円に減少した一方、人件費の増加や外注加工費の高止まりが収益を圧迫し、約2億4400万円の営業赤字を計上。大幅な債務超過に陥り、自力での財務改善が困難となったことから、民事再生法による再建を選択した。
※負債額は2025年4月期末時点のものです。 ※スポンサー候補や事業継続の方針など、公表資料に記載のない事項は補っていません。 ※記事は2026年現在のものです。
カテゴリ:倒産情報 |