ホーム > 倒産情報 > 【青森】(有)関乃井酒造・(有)関酒造店/自己破産申請準備 造り酒屋
青森に拠点をおく、「(有)関乃井酒造」・「(有)関酒造店」が自己破産申請準備に入ったことが判明した。
負債総額は約7.2億円。
以下、企業概要と破綻に至った経緯を表にまとめた。
下北地域唯一の造り酒屋として知られる関乃井酒造と販売会社が事業を停止し、自己破産申請の準備に入った。2社合計の負債は約7億2,600万円。
青森県むつ市の酒造業者「(有)関乃井酒造」と販売会社の「(有)関酒造店」は事業を停止し、青森地方裁判所への自己破産申請に向けた手続きを進めている。両社は令和8年(2026年)7月31日付の通告を店頭に掲示した。負債総額は2社合計で約7億2,600万円。
関乃井酒造は、1891年の創業以来、下北地域唯一の造り酒屋として日本酒の製造を続け、関家の井戸水に由来する主力銘柄「関乃井」や、東通村の寒立馬を冠した地域ブランドなどを展開していた。販売会社の関酒造店は、同社製品を含む酒類の卸売りを担い、ピーク時には売上高約12億円を計上していた。しかし、販売地域が下北地方を中心とする限定的な商圏にとどまったことに加え、同業他社との競争激化や日本酒需要の低迷から売り上げが減少。2012年頃から赤字経営が続き、債務超過に陥っていた。近年は米や資材などの原材料価格、エネルギー費、物流費の上昇も収益を圧迫し、2025年の売上高は関乃井酒造が約6,300万円、関酒造店が約3億1,300万円まで縮小した。経営改善の見通しが立たないなかで資金繰りが限界に達し、事業継続を断念して自己破産申請の準備に入った。
※本件は自己破産申請の準備段階であり、現時点で破産手続開始決定を受けたものではありません。 ※負債額は、関乃井酒造が2025年6月末時点、関酒造店が2025年5月末時点の数値です。 ※記事は2026年現在のものです。
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