1882年(明治15年)創業の理美容・頭皮ケアサロン「OHBA」を展開していた株式会社大場が、2026年8月5日、東京地裁から破産手続き開始決定を受けた。
OHBAは西洋式理髪の草分けとして長い歴史を持ち、大場家は3代にわたり皇室の「御理髪掛」を務めたことで知られる。
近年は「頭皮ケア専門サロンOHBA」などを展開し、理美容だけでなくスカルプケアや独自のシャンプー法、オンラインでの頭皮相談などにも事業領域を広げていた。
一方、資金面では厳しい状況が続き、2026年2月には長年事業を率いてきた代表者が死去。その後、8月に破産開始決定に至った。
OHBA運営の大場が破産開始 JC-NET既報から詳細判明
株式会社大場は2026年8月5日、東京地裁から破産手続き開始決定を受けた。
法人番号は8010001146874。本店所在地は東京都千代田区永田町。
債権届出期間は9月2日まで、財産状況報告集会などは10月30日午前10時30分に指定されている。
JC-NETでは8月17日に「頭皮ケア」を手がける企業として破産開始決定を報じていたが、その後の調査で、同社が1882年創業の「OHBA」を展開し、皇室の御理髪掛を3代にわたり務めてきた理美容業の老舗であることが確認できた。
1882年創業 西洋式理髪の歴史を伝える「OHBA」
OHBAの創業は1882年(明治15年)。
長い歴史を持つ理美容事業として発展し、近年の同社公式情報でも「1882年創業の理美容・頭皮ケアサロン」と紹介されていた。
株式会社大場そのものは1964年5月に設立。赤坂を拠点に、理美容サービスに加えて頭皮ケア分野を強化していった。
報道では「ヘアドレッシングOHBA」「頭皮ケアサロンOHBA」などの名称で赤坂や青山に店舗を展開していたとされる。
また、同社が公表した情報では、30年以上にわたり頭皮ケアの研究・実践に取り組み、独自の「ゼログラムタッチ法」やシャンプー法などを展開していた。
3代にわたり皇室の「御理髪掛」
OHBAの歴史を特徴づけるのが、皇室との長年の関わりだった。
同社は過去の公式発表で、3代にわたり天皇陛下の御理髪掛を拝命したと説明している。
初代にあたる人物は西洋式理髪の草分けとして知られ、1921年(大正10年)、皇太子時代の昭和天皇の御理髪掛を務め、その後も調髪を担当した。民間の理髪師としては初だったとされる。
その次の世代も1940年代に昭和天皇の御理髪掛を担当した。
さらに3代目は2007年から2017年までの10年間、宮内庁の御理髪掛として皇室の調髪を担当。同社自身もこの経歴を公式に紹介していた。
なお、本記事では個人名は掲載していない。
2026年2月に代表者死去 資金面でも厳しい状況
近年の同社は、頭皮ケア専門サロンとしてサービスを展開する一方、資金面では厳しい状況が続いていたと報じられている。
さらに2026年2月、長年OHBAを率い、御理髪掛を務めた代表者が74歳で死去した。
東京商工リサーチの情報をもとにした報道では、資金面で厳しい状況が続く中、代表者の死去も事業継続に影響したとされている。
その後、同社は8月5日に東京地裁から破産手続き開始決定を受けた。
負債総額については、現時点で確認できる公開情報では明らかになっていない。
株式会社大場・OHBAの概要
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法人名 |
株式会社大場 |
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法人番号 |
8010001146874 |
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所在地 |
東京都千代田区永田町 |
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OHBA創業 |
1882年(明治15年) |
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法人設立 |
1964年5月 |
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主要事業 |
理美容、頭皮ケア・スカルプケア |
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サロン |
OHBA、頭皮ケア専門サロンOHBAなど |
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破産開始決定 |
2026年8月5日 |
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負債 |
確認できず |
JC-NETの大場既報
【東京】(株)大場/破産手続き開始決定 頭皮ケア
今回の記事は、8月の破産開始決定後に判明したOHBAの沿革や御理髪掛としての歴史などを加えた続報となる。