東京都江東区潮見の牛乳宅配業者「明治乳製品(株)」と、関連会社の「(株)ユタカ」が破産手続き開始決定を受けたことが分かった。2社についてはJC-NETが9月17日付で破産開始を報じていたが、今回、負債額や事業停止までの経緯が判明した。
明治乳製品(株)の負債は債権者15名に対して約8,900万円、(株)ユタカは債権者1名に対して約1,400万円で、2社合計の負債総額は約1億300万円。
牛乳宅配市場の縮小で売上減少
明治乳製品は東京都江東区潮見に本店を置き、牛乳・乳製品の宅配事業を中心に展開する一方、フランチャイズによるコンビニエンスストアの運営も手がけていた。
しかし、コンビニ事業では人件費などの経費負担が増加し、採算性が悪化したことから店舗を順次縮小。一方、主力の牛乳宅配事業も市場縮小が続き、コロナ禍では新規顧客を獲得するための営業活動が十分に行えなくなった。
その後も業況は回復せず売上高は減少。債務超過に陥り、公租公課の滞納も続くなど資金繰りが悪化し、2026年3月までに事業を停止していた。
なお、明治乳製品が手がけていた牛乳宅配事業は「(株)ODYデリバリーズ」に譲渡されている。
【倒産企業続報】明治乳製品とユタカが破産 牛乳宅配をODYデリバリーズへ譲渡、負債約1億円