アイコン コケにされた?豊田通商(2)

toyotaヒルトップテラスに当初予定されていたサンリブが核テナントとして出店しないことが判明しているが、どうしてサンリブは出店しなくなったのであろうか?

① 立地当地は小高い丘に位置する。接続道路は福岡市と北九州市を繋ぐ大動脈3号線のみ。福岡方面から入場するには、道路分離帯があり、当地を通り越し、次の交差点を右折ユーターンするしかない。現地南側にはJR鹿児島本線が通っており、進入口は国道3号線1ヶ所に限られる。西側にも進入口はあるが、道路が狭く、しかも住宅街でありオープンしても交通規制対象必至である。 

② ライバル地域一帯は住宅地であるが、サンリブのライバルであるイオンのマックスバリューおよびレッドキャベツが目と鼻の先に真新しく出店、スーパー大栄もあり頃末地区は既にスーパーの激戦区となってしまっている。商業施設は何といってもウィークデイの売上高が勝負であり、これらのスーパーが近隣団地を押さえてしまっているのが現状である。サンリブの価格帯は、マックスバリューと同等であるが、レッドキャベツより高い。
 
③ ナフコへの配慮   北九州はサンリブとともに九州№1のナフコ(HC)の本拠地。片やHC業界日本一のDCM、その傘下のダイキが初めて九州上陸、サンリブは無理して今回入居せずとも長い目でナフコを向いていた方が得策と考えたか。こうした点が想定される。

[ 2009年4月14日 ]
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