アイコン コケにされた?豊田通商(最終回)

レクサス踏んだり蹴ったり豊田通商

豊田通商、九州初の商業施設「Hilltop Terrace」の4月末開業がサンリブ撤退(入居契約は未締結)で危ぶまれるなか、3月31日には同社に支払遅延を起こしたT・S・Bエンジニアリング(大阪市)に対して同社は49億23百万円の取立不能が発生する恐れがあると発表している。

 こうしてトヨタ直系の6兆円企業の豊田通商を見てみると、何と危い(あやうい)経営をしているのだろうか。今回の「Hilltop Terrace」開発もマーケティング不足が明らか。とてもトヨタカンバン方式(世界遺産ではない)を導入している企業には見えない。

世界的な金融バブルに乗じ、奢り昂った現在のトヨタを象徴しているのであろう。金融バブル崩壊がなければ、一時的に世界の頂点に立ったろうがレクサス・ピックアップトラックにより地盤沈下する寸前のところだった。
 
車社会はすぐ動力源が蓄電池時代になる。今までのガソリンメーカーではない新しいメーカーが世界中に乱立する。新興国のメーカーが保護主義により最も成長しよう。電気モーター時代には車内外のデザインおよび機能が勝負。既にシリコンバレーでは名も無き会社より電気自動車の高級車が販売されている。
[ 2009年4月16日 ]
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