アイコン 広島ガス、子会社の循環取引で大損決算

同社は子会社の広島ガス開発が循環取引で破綻したため、本業のガスが売り上げ減少の中、原料費調整制度に基づく料金単価調整等により、営業利益が前期比16億97百万円増加(+51.4%)の49億98百万円となったものの赤字に転落している。

 大手ガス会社は絶対赤字にならない国のお墨付きがあるが、副業・兼業分野は別である。
 09/3月期 売上高829億65百万円、営業利益22億87百万円、経常利益28億60百万円、純利益は▲19億07百万円の赤字となった。
 子会社のせいではない。親会社が文句ばっかり言うから、ええ格好しいで循環取引(=融通取引)に手を染めたまで、あくまで親会社の管理責任である。子会社の役員は親会社の天下り。
 広島ガス開発は負債総額70億円で破綻しており、通常取引のお客まで大変な迷惑をかけている。本来は広島ガスが自己資本も279億91百万円も持っていることから循環取引以外の債務は支払うべきである。

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[ 2009年6月 8日 ]
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