アイコン 日本ラッド(東京都)、内紛か

通信制御ソフト・多次元データベースソフト開発を行う日本ラッドは、現社長(代表取締役)の大塚氏が会社役員会に諮らず、いきなり110万株を公開買い付けすると表明した。

6月定例株主総会後には現副社長(代表取締役)の大和氏の社長就任が内定しており、こうした時期に大塚現社長が何故公開買い付け宣言したのか、会社側は戸惑いを隠せない。今回の代表者個人による買い付けは、金取法に基づき報告されており、役員会に諮らずとも商法には抵触しないようだ・・・・。
しかし、勝手気ままな現社長の行動は、同社が一枚岩でないことを露呈した。
同社の代表大塚氏(昭和14年生、70歳)は、昭和56年から平成13年6月まで社長を務め、その後代表権を持つ会長職にあった。


一方次期社長候補の大和氏(昭和27年生、57歳)は、平成17年12月から社長に就任していたが、大塚会長が20年4月社長に復帰したことから、副社長になっていた。
こうした事情を見れば、今回の大塚氏の株買い付けは内紛の様相を呈している。
発行株式総数:4,505,390株、大塚氏が110万株購入すれば大塚氏の持株比率は38.35%。会社が自己株式を11.18%所有しており、関係者も含めれば、大塚氏が代表権を持つ間は過半の株式を制することになる。70歳の大塚氏はただこれだけが目的なのか? 次はまとめて売却か?

平成20年9月30日現在
 
 
氏名又は名称
所有株式数
発行済株式総数に対する所有株式数の割合(%)
(株)
大塚 隆一
627,830
13.94
株式会社クボタ
400,000
8.88
有限会社モールネット
318,000
7.06
日本メナード化粧品
200,000
4.44
小中 景子
155,000
3.44
(注)上記のほか、当社保有の自己株式503,644株(11.18%)。

twitter
[ 2009年6月 9日 ]
スポンサードリンク
スポンサードリンク