アイコン GM「ハマー」破談へ

ゼネラル・モーターズ(GM)SUV(スポーツ用多目的車)ブランド「ハマー」の買収につき、中国の四川騰中重工機械が交渉に当たっていたが、同社が約650万円(47万元)を1年間にわたり滞納するというボロボロの会社であることが判明、破談の確率が高くなっている。(会社リサーチをしていなかったのかGM)
 

中国政府関係者も「蛇が象を飲み込むようなことはすべきでない」との見解を示している。売却代金は1億ドルといわれており、四川の「騰中重工」(実質的なオーナー李炎氏)が駄目でも、別の中国成金が加わり購入交渉を継続させる可能性は残るが、地元新聞では中国商務省の意向として「燃費の悪い大型SUV車は省エネ政策に逆行するばかりか、商業的な価値も全くないとの専門家の厳しい見方」を紹介しており、騰中重工は中国政府への根回しをしていなかったようである(根回しの金がなかったのか)。
中国では車のメーカーが瞬く間に乱立しており、中国政府としては全国10社程度にまとめる方針もあるとされている。
 

twitter
[ 2009年6月19日 ]
この記事の関連記事
スポンサードリンク
スポンサードリンク