アイコン GM破綻、産業衰退

でかけりゃいいといっても経済発展の象徴「肥満」を乗せるアメ車。肥満になると経済活動にも体を動かすことが出来ず、小回りが効かない。

その結果、脳味噌で儲けようとする。マネーロンダリングの巣窟とされるケイマンあたりに会社を持ち仮想経済を楽しむ。しかし実体経済の反撃にあい、この間世の中が少し変わってきて気持ちだけ痩せた。当然痩せこけた人たちも山といる。


いまだ肥満体氏は、GMでも乗るかと思ったらGMも潰れていた。痩せたとしても肥満度大であり、トヨタでは小さすぎる。外国資本に牛耳られようがやはりGM・クライスラーしか乗るしかない。
アメリカは肉喰って太り、紙切れで太った。まだ肉も紙切れもある。ないのは実体経済だけ。弾もあるがここまで来て軍需産業を振興するため戦争しかけることはあるまい。
紙切れは5年先には、これまで以上に幅を効かせ、米国も経済成長=インフレで借金飛ばしを目論むだろう。世界経済のGDPの10倍に及ぶ紙切れは不滅であり、紙切れにより世界経済が動いている。ポップコーンのように弾けるかどうかは肥満体氏の健康管理のみであろう。しかし肥満体が健康を害しているとはほとほと思っていないのが、肥満の資本家さんたちである。
クライスラーに象徴されるようにもはやアメリカ資本が世界を独占する時代は終末を迎えているのかもしれない。

トヨタでも肥満体相手に商売しようとして火傷を負った。アメリカ経済を牛耳る者は肥満であっても、トヨタを愛するアメリカ市民は汗をかいている人たちである。ハイブリット効果はGM・クライスラーの破綻で長期にわたり享受しようが、世界の肥満体を相手にするのか、汗かいている人をターゲットにするのか、戦略次第では10年後にGMになっている可能性すらある。
ゴーンさんの本が100円でも売れない。

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[ 2009年6月 2日 ]
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