アイコン ルートイン、金融機関に支払い延期要請

全国に約200のビジネスホテルを展開するルートイン(ルートインジャパン・・・東京)は、不況によりビジネス宿泊者が激減するなか、豚インフルエンザの影響でも加わり旅行者も減少して資金繰り悪化、ADR法に基づき私的整理に入ったことが金融機関への通知により判明した。

同社は、ここ5年間でも全国各地に膨大なホテルを建設してきた。その資金の殆どは地元有力者に建設させ、建借方式でのホテル経営。ところが、宿泊者の激減で資金繰りが悪化、私的整理により再建を目指す。まだ運行もされていない九州新幹線沿いにも同社のホテルはいくらでも建設されている。

今後懸念されるのは、貸主への契約条件変更である。同社の建借ホテルは地元企業が借金で建設しており、支払金減額の条件変更ともなれば、そうした企業に大きな問題が発生することになろう。

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[ 2009年6月25日 ]
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