アイコン 越智産業、自己株式購入

越智産業は、12日自己株式の市場外購入を行い68,100株を取得、金額は5,720万円、結果自己株式は103,406株となった。
理由は機動的な資本政策を可能にするためとしている。
 

09331日現在
所有者
持株、千株
比率
越 智 文 哉
966
19.17
越 智 八千代
492
9.77
オチワークサービス
409
8.12
住友林業
168
3.34
伊藤忠建材
158
3.14
三井住商建材
145
2.88
福岡銀行
144
2.86
越智社員持株会
141
2.81
西日本シティ銀行
124
2.47
越 智 通 広
104
2.07
2,854
56.62

株価840円前後
安定株主が過半を超えており、機動的な資本政策でそうした安定株主に売却して資金調達するつもりであろうか?
自己株式を機動的な資本政策に使用するのなら問題ないが、2%ぐらいでは話にならない。
真の目的が一族の持株比率補強ならば問題である。同社は決してそういうことはないはず?
そもそも自己株式の取得は自己資金の流出を意味し、不況下会社にとって好ましくない行為である。

業績財務内容からすれば、同社の株価は高値にあるが地方株であり一般投資家から見向きもされないのであろう。
 

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[ 2009年8月12日 ]
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