アイコン 西日本シティ銀行、証券業へ本格進出か

ライバルの福岡銀行は、傘下に地場の唯一の証券会社である前田証券を子会社化しており、西日本シティ銀行の証券市場への進出が望まれていた。

今回、東海東京フィナンシャル・ホールディングスと共同出資にて、証券子会社を設立する合意をした。
同Hは、元々東海銀行傘下の証券会社(現、東海東京証券)であり、UFJが東京三菱銀行に吸収されるとき、単独プレーを取り2004年5月三井住友海上火災保険と資本・業務提携、同社が東海東京証券の大株主(議決権の10%弱)となった。しかし、経営陣の大半が旧東海銀行の出身者が多く、名古屋を中心とする中部地区に強い地盤を持つ他にも、同じ旧東海銀行系の旧中央信託銀行時代から中央三井信託銀行とも証券代行業務および相続関連業務(遺言信託、遺産整理業務)等の事業提携している。
東海東京証券は、持株会社方式に移行して、東海東京フィナンシャル・ホールディングスの子会社になっている。
福銀を嫌う西銀・シティファンも根強い、殆どの経営者が会社や個人で証券を動かしており、固めの分ぐらいは取引してくれるだろう。
新会社の社名は、西日本シティTT証券株式会社
田舎証券の前田証券を直ぐ超えるような戦略を打ち立てて欲しいものである。

久保田頭取は、就任当初の元気がない。ファンの期待に応え、配当性向を上げ福銀より株価を上げようではないか。そうしたら久保田頭取も元気が出、行員の士気も上がる。

 

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[ 2009年8月26日 ]
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