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九州建設⑫ 今期予想(2)
高松組の破綻原因の一つに上げられる香椎浜のユニカの物件、ユニカも販売予定先の破綻に見舞われ、不動産ファンドに対する金融機関の締め付けが貫徹されるなか、その後の購入先も見つからない状態が続いている。同地に九州建設が建設していた物件が別途ある。
建築代金は22億円と言われており、14階建ての7階まで駆体は上がっている。高松組の破綻を受け、双方が話し合い、売却先が見つかるまで建築をストップしている。しかし、売却予定先の決定が遅れれば、銀行さんも入っていることから、現在までの工事代金に対して引当金計上を迫られることは必至。
鹿児島の開発用土地でも、建築条件付で売れる見込みはなく、土地価だけでの損切り所分の可能性が高い。
[ 2009年9月10日 ]
