アイコン G20で規制対象:タックスヘブン地に福銀グループ4社所有

福岡銀行G(上場名:ふくおかフィナンシャルグループ)は、今回、世界金融恐慌に導いた金融バブルの象徴サブプライムローンを裏で支えたタックスヘブン(租税回避)地に4社も会社を所有している。

タックスヘブン地は世界各地に所在するが、一番利用されているのが、ケイマン諸島。ケイマン諸島はメキシコ湾キューバの南方に位置するイギリス植民地。そこに世界の何万・何十万という会社が、名義借りのような形で本社を所在させ、小さな1事務所に何百・何千という会社が租税回避(税金逃れ)のため本社を所在させるという異様な地である。日本でも以前から、外資ハゲタカが国内の不動産売買で大儲けし、利益を税金も払わず持ち逃げすると週刊誌に追求されていたが、国税当局は、ケイマンまで行く出張旅費がなく、野放図になっていることが判明している。
そうした地に、福銀Gは4つも直轄子会社を有している。福銀谷頭取はどうしてタックスヘブン地ケイマンに会社を作る必要があるのか、株主に対して、社会に対して説明責任があろう。

①FFG Preferred Capital Cayman Limited
②Fukuoka Preferred Capital Cayman Limited
③Fukuoka Preferred Capital2 Cayman Limited
④Kumamoto Family Preferred Capital Cayman Limited

 なお、国内でハゲタカと一番組している三井住友フィナンシャルグループはケイマンをはじめバミューダ・キュラソーなどに本社を有する会社を23社も所有している。

 タックスヘブン

[ 2009年9月 7日 ]
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