アイコン 2010年8月の住宅着工件数 71,972戸で前年同月比20.5%の大幅増

国交省は8月の住宅着工件数を発表した。
・ 8月の住宅着工戸数は71,972戸(前年同月比20.5%増)、季節調整済年率換算値で82.9万戸(前月比7.4%増)。
・足元では持ち直しの動きがみられるものの、依然として低い状況が継続。
・依然として厳しい雇用・所得環境等により、当面、予断を許さない状況が継続すると見込まれることから、今後の動向を十分注視していく必要がある。
・経済対策の効果も期待される。

(持家)
・ 持ち直しの動きがみられる(前年同月比15.5%増、季節調整値の前月比8.9%増)。

(貸家)
・ 8月単月としては、前年同月の水準を上回ったものの、雇用・所得環境等が依然として厳しい中、低い水準が継続(前年同月比16.9%増、季節調整値の前月比11.0%増)。

(分譲マンション)
・6月以降は前年同月の水準を上回っているが(前年同月比44.6%増)、雇用・所得環境等が依然として厳しい中、依然として08年以前の水準を大きく下回っている。
・在庫調整局面が継続しており、需要動向、資金調達環境等も影響し、新規着工が抑制されているものとみられるとしている。

 経済波及効果が非常に高い住宅着工件数が、昨年より伸びれば、最悪の昨年より景気はよくなった証となる。
住宅リフォームも昨年より17%伸び6.2兆円規模になる(矢野経済研究所)とされており、住宅産業にとって明るい材料が少しづつ増加している。

 

[ 2010年9月30日 ]
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