アイコン 公的機関と間違えられるような名は止めたら/中小企業投資機構

中小企業投資機構はれっきとした株式会社である。その実質親会社も名前だけ政府系金融機関のような名前の日本振興銀行である。

当の会社は、商工ファンド(SFCG)の大島君と化かし合いを演じ、バアバアをつかまされた。しかし代表の木村氏は例の竹中さんのお墨付きもあり、どっかから豊富な資金をかき集めて来ることだけは長けていらっしゃる。子会社には中小企業投資機構のほか、中小企業信用機構㈱がある。中小企業信用機構は元々は北九州市のアプレック(旧社名:大証、信用貸付の会社)。アプレック当時の大松社長は(京都)日栄(現ロプロ)の松田社長に教えをこい、SFCGの大島氏も松田社長の門下生であった。こいつらの商売手法は腎臓売れ事件などで代表されるように、初っ端から貸付先からの回収は毛頭考えず、保証人を沢山とって、保証人から回収する手法により大きく成長させてきた金融業者であった。そうした金融業の邪道を生きる会社は名前を変えても血は残る。
その名前も・・・機構では、おちょくっとるしか思われない。

福岡には、徳川という(当時)自民党大物代議士の秘書の経歴を持つ者がいた。最近では(株)中小企業倒産防止開発機構という名前の会社を経営していたが、今年3月大阪の会社から手形を3億円ばかり詐取したとして詐欺容疑で逮捕されている。同社とちょっとだけ関わった会社は、当初公的機関と間違えたと述べていた。

中小企業投資機構や中小企業信用機構は、・・・機構のような公的な会社と間違えられそうな会社名で上場するとは如何なものか。しかし株式市場は、小泉-竹中コンビのネオコン支配のままであり、ボロボロ企業をハイエナどもが食い散らかすという何でもありがまかり通っている。ネオコン企業のソフトバンクの孫さんも株式市場に対し自己満足されているのか、株式市場に対する発言などお見受けしなくなった。

ところで、中小企業投資機構では、極楽湯の元取締役をしていた西尾豊氏が、定時株主総会で社長に就任するそうだ。

その他の日本振興銀行系の紛らわしい会社
中小企業人材機構株式会社(関連)
中小企業保証機構株式会社(関連)
中小企業信販機構株式会社(関連)
中小企業支援機構株式会社(関連)
中小企業管理機構株式会社(関連)
中小企業IT支援機構株式会社(関連)
・・・機構の独占企業のようである。公正取引委員はこうした独占企業は放って置くのだろうか。

 

[ 2009年9月29日 ]
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