ドバイのナキールなど国営企業/投資不適格へ格下げ/フィッチとS&P
2日、フィッチは、ドバイ政府による国営企業の債務の支援をめぐる懸念があるためドバイ・ホールディング・コマーシャル・オペレーション・グループの長期発行体の債権をジャンク等級に引き下げた。
ドバイ・ホールディングの格付けはいずれも投資適格等級内で最低の「BBBマイナス」から2段階下の「BB」に引き下げた。
フィッチは声明で「きょうの格下げは、ドバイ・ホールディングの金融債務への政府支援の水準に関するさらなる見直しを反映している」とした。
S&Pは、ドバイ政府関連企業6社を格下げ。このうち5社がジャンク等級への格下げ。
S&Pは、また、ドバイを拠点とする銀行4行の格付けも引き下げ、さらなる格下げの可能性を示唆している。
世界バブルの象徴地
[ 2009年12月 3日 ]
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