旭硝子/第②四半期 ずば抜けた営業利益率17.90%達成
①ガラス事業:板ガラスは、太陽電池用ガラスおよび日本・アジア・北米地域の建築用ガラスの出荷が増加したものの、主に為替換算レートがユーロ安になったことが減収要因となり、前年同期と比べ小幅な増収にとどまった。自動車ガラスは、各国の自動車需要喚起策の効果もあり、出荷は堅調に推移し、前年同期と比べ増収。以上の結果から、当第2四半期連結会計期間のガラス事業の売上高は、前第2四半期連結会計期間(4~6月)比143億円(11.0%増)の1,449億円、営業利益は同183億円増の50億円となりました。
②電子・ディスプレイ事業
ディスプレイについては、フラットパネルディスプレイ(FPD)用ガラス基板の需要が引き続き好調に推移したことに伴い、当社グループの出荷も堅調に推移、前年同期と比べ増収。電子部材についても、光学部品および半導体関連部材の出荷を中心に回復基調を維持し、前年同期と比べ増収。以上の結果から、電子・ディスプレイ事業の売上高は、前年同期間(4~6月)比259億円(29.2%)増の1,146億円、営業利益は同234億円(79.9%増)の527億円となっている
営業利益の殆どを電子・ディスプレイ事業の急回復で稼ぎ出している。同部門の営業利益率は実に45.98%に達している。
連結/百万円 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 |
09年12月期第②四半期 | 516,527 | 7,459 | 9,245 | -22,213 |
10年12月期第②四半期 | 641,780 | 114,900 | 112,440 | 74,365 |
前第②四半期比 | 124.2% | 1540.4% | 1216.2% | |
10年12月期通期予想 | 1,300,000 | 200,000 | 190,000 | 110,000 |
[ 2010年8月 7日 ]
モバイル向けURL http://n-seikei.jp/mobile/