同社は、焼肉業界は、景況感の悪化から消費者の節約志向・低価格志向が顕著となり、焼肉業界も含め外食産業全体が激しい価格競争に巻き込まれ、引き続き厳しい経営環境が続いている。このような状況下、同社の主力商品である無煙ロースターは、焼肉店の新規出店が大幅に減少、また、既存店の改装等も低迷したことにより、製品の販売高・販売台数は更に減少し、非常に厳しい経営環境であった。その結果、当事業年度の売上高は26億97百万円（前年同期比▲5.2％減）となったとしている。
　比較的値の張る焼肉店への家族連れは事実大幅に減少している。近所の焼肉店ウェストでも、日曜日夕方待たずに座れる。狂牛病事件以来のことである。