アイコン アパマンショップホールディングス/第③四半期 本調子には程遠く

同社は不動産業界について、住宅ローン減税制度の見直しや低金利等の要因により新設着工住宅戸数及びマンション販売戸数は増加傾向にあるものの、サブプライムローン問題から派生した当業界に対する融資姿勢の消極化や景気不安によるオフィスビル等の事業用不動産の空室率の上昇並びに賃料水準の下落等、依然として厳しい状況が続いているとしている。

このような環境下、同社は創業以来、入居者・FC(フランチャイズ)加盟店・不動産オーナー・投資家のニーズに応えるべく、全国に広がる不動産情報ネットワークを最大限活用し、コア事業である斡旋事業及びプロパティ・マネジメント事業をはじめとして、プリンシパル・インベストメント事業、ファンド事業、コンストラクション事業及びその他事業を展開した。当連結会計年度においても、引き続き不動産市況の変化の影響の大きいプリンシパル・インベストメント事業及びファンド事業を当面凍結。また、当社グループのコア事業である斡旋事業及びプロパティ・マネジメント事業に経営資源を集中して売上の増加を図るとともに、経営資源の効率化並びに費用削減による合理化を進展させることにより、外的経営環境の急激な変化に耐えうる安定した収益構造の確立を計画・推進し、具体的には以下のような取組みを実行していくとしている。
同社は、小倉興産買収で味を染めたことが最大の問題であった。しかし、それがなかったらばここまで大きくなっていなかったことも確か。今回乗り越えても人間の性は欲深くまた繰り返す。福岡を出ていった時は、すばらしい事業目的と使命感を持っていた。
有利子負債残637億70百万円。

連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
09年9月期第③四半期
39,642
5
176
-487
10年9月期第③四半期
35,295
1,089
483
11
前第③四半期比
89.0%
 
274.4%
-2.3%
10年9月期予想
50,000
1,400
450
7,000

[ 2010年8月 6日 ]
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