アイコン 大和ハウス工業/第①四半期

同社の主な事業の状況は
<戸建住宅事業>
戸建住宅部門では、標準仕様で長期優良住宅認定基準を満たし、住宅エコポイントに対応できる戸建住宅基幹商品「xevo(ジーヴォ)」を、政府が実施する住宅取得支援策に合致した商品として販売拡大に努めた。また、創業55周年記念として「xevo」を建築されるお客様に、期間限定で当社独自のエコポイント「ジーヴォエコポイント」を発行し、政府発行分の住宅エコポイントに上乗せして付与するサービスを実施するとともに、太陽光発電システムのコストダウンを図り、太陽光発電の普及を促進するなど、環境負荷低減に向けた取り組みを提供してきた。一方で、平成32年までにCO2排出量及び光熱費0(ゼロ)となるエネルギー自給住宅を目指す新たなプロジェクト「Smart xevo Eco Project(スマート・ジーヴォ・エコ・プロジェクト)」をスタートさせ、第1弾として国内初となる家庭用リチウムイオン蓄電池付き住宅展示場「SMA×Eco HOUSE(スマ・エコハウス)」をオープンした。

以上の結果、当事業の売上高は618億1千6百万円、営業損失は5億2千4百万円。
<賃貸住宅事業>
賃貸住宅部門では、市街地における営業活動を一層強化し、3階建商品や環境配慮型商品の販売拡大に努めた。また、オーナーが長期にわたり安心して経営に取り組めるよう、大和リビング㈱による入居者管理・長期一括借り上げ等様々な角度からサポートしてきた。賃貸住宅の受注につきましては、住宅版エコポイント制度等も追い風となり、若干の回復基調。以上の結果、当事業の売上高は1,038億36百万円、営業利益は85億92百万円。
賃貸事業は、建物の建築代と借り上げによる家賃売上高の2つの収入あり。
<マンション事業>
政府による住宅需要刺激策の効果により、マンション契約率は首都圏・近畿圏・九州圏を中心に回復が見られるが、その他の都市圏については未だ厳しい市況となっている。そのような中で、マンション部門では、環境への配慮と共生をテーマとしたマンションの開発に取り組み、当第1四半期連結累計期間においては、「太陽熱利用ソーラー式住棟セントラル給湯システム」や屋上緑化、あるいは電気・ガス一括購入といった、環境と経済性に配慮した分譲マンション「ザ・レジデンス千歳船橋」(東京都)を販売した。
以上の結果、当事業の売上高は272億23百万円、営業損失は5億94百万円。
★福岡の超高層ツインマンション518戸も9月にも売り出し開始される。
<商業施設事業>
商業施設部門では、豊富な土地情報とテナント企業の出店支援ノウハウを活かし、ロードサイド店舗を中心とした企画提案型営業を推進してきた。商業施設を運営する大和リース㈱では、小商圏で成立するオープンモール型商業施設「フレスポ」等を全国展開しており、平成22年4月には「フレスポ伯耆」(鳥取県)をオープンし、合計122ヶ所を展開。
以上の結果、当事業の売上高は588億55百万円、営業利益は69億1百万円。
<事業施設事業>
事業施設部門では、グループの強みを横断的に活用し、大規模な物流センターや生産施設、食品製造施設の建築に取り組むとともに、有料老人ホーム・高齢者専用賃貸住宅等の高齢者住宅に関する提案を積極的に提案してきた。
以上の結果、当事業の売上高は432億71百万円、営業利益は50億81百万円。
 

連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
10年3月期第①四半期
377,465
13,858
15,020
8,063
11年3月期第①四半期
354,964
14,093
15,753
7,627
前第①四半期比
94.0%
101.7%
104.9%
94.6%
11年3月期予想
1,610,000
66,000
60,500
24,000

[ 2010年8月10日 ]
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