アイコン <訃報>川道岩見さん(88歳)

伊太郎の飛行機<御冥福をお祈りいたしております>
8月11日午前7時14分、前県文芸協会長、前時津町文化協会・会長等を歴任し、長崎の文化歴史に一際見識が深かった川道岩見さんが時津町の病院で永眠しました。享年88歳の大往生でした。喪主は長男でフリーライターの川道圭氏

川道岩見さんとは平成11年7月の11年前、長崎市内のホリデーインホテルで川道岩見さんの「西海幻想」の出版祈念のパーティーの席でご挨拶したのが最初で最後だったが、その後、ご子息の川道 圭氏に頂いた「伊太郎の飛行機」が最後の思い出になった。

亮よ。汝や如何に?
吾は、天に舞うのだ。
して懿よ
汝や如何に?

吾は地に這い
天を仰いで待つのじゃ
さてさて
地に果てあり
天に極みぞあろうにのう

吾もまたその果てまでをも這い
その極みまでをも仰いで待つのじゃ

みはるかす五丈原
雲霞の如き大軍相対し
空に暗雲漂うて
あるかあらぬか異変の兆
 

「伊太郎の飛行機」の一節である。・・・・極みのない天空を思いっきり飛翔してください。・・・・・合掌

川道岩見さんの御冥福を心からお祈り致しております。【長崎浪人;中山洋二】

[ 2010年8月12日 ]
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