アイコン 第一交通産業/第①四半期 赤字を出さないのは大したもの

①(タクシー事業): タクシー事業の売上高は112億45百万円(前年同四半期比0.5%増)、営業利益は2億93百万円(同7.1%減、22百万円減)。
②(バス事業)(沖縄の路線バスと観光バス): 売上高は18億85百万円(前年同四半期比0.6%増)となり、営業利益は1億31百万円(同3.0%減)。
③(不動産分譲事業): 売上高は、マンションは16億76百万円(前年同四半期比14.9%増)、戸建住宅1億18百万円(同8.4%増)のほか、プロジェクト用地の一括販売を含むその他29億24百万円を加えた結果47億19百万円(同185.0%増)、営業損益は、営業損失▲84百万円。
④(不動産賃貸事業): 営業収入は6億95百万円(前年同四半期比9.5%増)、営業利益は3億35百万円。
⑤(金融事業)(第一ゼネラルサービス): 不動産担保ローンは157億82百万円(前連結会計年度末比1,325百万円減)となり、無担保ビジネスローンは抑制させ6億86百万円(同136百万円減)となった結果、総融資残高は164億69百万円(同1,461百万円減)。売上高は、総融資残高が前年同四半期末比20億76百万円の減少などにより、4億45百万円(前年同四半期比39.3%減)となったが、営業利益は79百万円(同43.0%増)。
⑥(その他事業): パーキング事業、医療コンサルタント事業、ゴルフ練習場の運営及び自動車の点検・整備等、売上高は4億46百万円(前年同四半期比57.8%減)、営業利益は92百万円となっている。

内容からしてまだまだ厳しいようであるが、トータルで赤字を出さないのは経営のしたかさである。分譲マンションは一機に売れなくても徐々に売るだけの財力を有しているところが強みであろう。しかし小笹開発はマーケティング面から見ても如何なものかと思われるが。

連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
10年3月期第①四半期
17,150
738
649
114
11年3月期第①四半期
19,438
832
704
254
前第①四半期比
113.3%
112.7%
108.5%
222.8%
11年3月期予想
72,000
3,350
2,650
765
10年3月期実績
70,652
3,330
2,629
761

 
[ 2010年8月17日 ]
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