太平洋セメント/第①四半期
値上げが浸透してきているのであろうか。1994年秩父と小野田が合体、98年日本セメントが乗っかかり現在に。それまでにも合従連衡の繰り返し。官庁工事は減少の一途、民間工事も個々暫く水面下が続く不況業種。民主党は傘を貸してくれない。大阪ではセメント業界とゼネコン業界の板挟みになった生コン業界がストを打つほど。儲からないセメント業界にあり、業界統率の取れないラファージュ(旧麻生セメント)の存在は大きくなる。
連結/百万円 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 |
10年3月期第①四半期 | 173,622 | -3,878 | -8,245 | -8,798 |
11年3月期第①四半期 | 162,959 | -3,868 | -8,247 | -11,009 |
前第①四半期比 | 93.9% | |||
11年3月期予想 | 710,000 | 13,000 | 6,000 | 4,000 |
10年3月期実績 | 728,581 | 3,572 | 148 | -37,041 |
麻生ラファージュには交際費科目がない。日本式の取引慣行である飲み食い交際費を認めない会社である。見習うところは見習うこと。
[ 2010年8月17日 ]
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