アイコン 糸島市に「半導体先端実装研究評価センター」来春完成

九州大学が本格移転開始してから、大学内の設備は充実してきているが、待望の産官学の研究施設が福岡県産業科学・技術振興財団により「半導体先端実装研究評価センター」の建設工事が発注され、鹿島建設・山﨑建設のJVにより来春3月竣工に向け着工された。
同研究施設は「世界的な半導体実装プラットフォームを福岡に構築する」というすごい目的を持ち、今後大きな期待がかかる施設である。

具体的には、
・ 部品内蔵基板を中心として3次元実装(積層型)の設計、試作、評価、試験ができる世界で唯一の研究センター
・ 設計データフォーマット、信頼性試験方法などの世界標準が発信できる拠点
・ 産学研究者のほかプリント基板メーカ、装置メーカ、材料メーカ、九州の実装企業が参画
・ 最先端の部品内蔵基板試作ライン完備
・ 8インチのTEG製造、評価ライン完備
・ 信頼性試験装置、解析装置
・ 新たな実装プロセスを開発できる「実装特区」
福岡県は、平成16年に設計開発と人材育成の拠点「福岡システムLSI総合開発センター」(福岡市早良区)を開設、豊富な共同研究開発、企業技術者育成、ベンチャー企業支援、国内外との交流・連携を4本柱に総合的な取り組んできた。 現在、先端半導体関連企業211社が集積し、プロジェクト開始時の10倍と、拠点化が着実に進展している。 プロジェクトのさらなる加速化を図るため、新たに、実装・試作拠点「半導体先端実装研究センター」と実証・評価拠点「先端社会システム実証研究センター」の建設するものである。

糸島市 半導体先端実装研究評価センター 

糸島市は魏志倭人伝でお馴染みの伊都国、これより最先端の卑弥呼へ向かう

[ 2010年8月19日 ]
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