アイコン YKK-AP、溶接を用いず躯体に固定する「非溶接工法」を開発

RC造建築物サッシ施工の新技術「非溶接工法」を開発

YKK-APは、鉄筋コンクリート構造建築物(RC造)のサッシ施工時に、溶接を用いずに無火気で躯体に固定する「非溶接工法」を開発し、1月20日より受注開始した。

 今回開発した「非溶接工法」は、粘性のある高強度樹脂剤の硬化による接合方式を用いた、業界初の新工法。〈特許出願中〉
ビル用サッシ施工で一般的な、アーク溶接での問題点を全面的に改善し、“無火気のため火災リスクゼロ”、“雨天時でも作業可能で工程管理が容易”な点が特長。
 この新工法は、RC躯体に先打ちする打込みアンカーとサッシ枠側部品との間に粘性のある高強度樹脂剤を注入し、硬化によって固定する。
常温の場合、5分程度で硬化するため施工性に優れている。また、これまで必要だった埋込みアンカーや鉄筋材、電源が不要となるため、建築工事会社様の負担を軽減する。さらに電力の使用や溶接時に発生する有害物質もなく環境にも配慮した工法である。 

[工法名]:「非溶接工法」(高強度樹脂接合方式)
[商品特長]
■無火気で火災リスクがなく安全・安心
 ○近隣建物への万が一の火花飛散の心配がない
 ○施工済み資材(ガラス、断熱材など)の燃焼被害防止
 ○危険作業が削減され安全性向上
■雨天時でも施工でき工程遵守
 ○溶接工法と異なり電気を使わないため、雨天時でも感電の心配がない
 ○全天候で作業でき工程管理が容易
■建築工事会社様のサッシ施工に関する資材削減に貢献
 ○躯体に先付けする埋込みアンカー不要
 ○躯体とサッシ枠の固定に必要だった鉄筋材不要
 ○施工時の電源不要

ykk-ap 

[ 2011年1月24日 ]
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