内田洋行/7月期決算 売上高は伸びたが、今期また下落予想
リーマンショックによりコスト削減が一層厳しくなっているオフィス市場であるが、同社は2010年7月期について、次のとおりとしている。
①オフィス事業:売上高は402億83百万円(前期比10.7%減)、営業損失は19億81百万円(前期は24 億97百万円の営業損失)。厳しい状況が続いている。
②教育関連事業:売上高575億23百万円(前期比66.8%増)、営業利益は36億34百万円(前期比263.7%増)。ICT・理科分野共に前年を大幅に上回る売上を計上、学校消耗品の通販事業「UCHIDAS」も順調に拡大。
③情報関連事業:売上高は428億69百万円(前期比1.7%減)、営業損失は8億47百万円(前期は1億99百万円の営業利益)。基幹系業務システムのサポートプロジェクトの利益率低下。
同社の教育関連事業が利益を牽引している。
連結/百万円 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 |
09年7月期決算 | 126,835 | -921 | -357 | -386 |
10年7月期決算 | 141,751 | 1,050 | 2,288 | -2,092 |
前期決算比 | 111.8% | |||
11年7月期通期予想 | 125,000 | 1,100 | 1,500 | 500 |
[ 2010年9月 2日 ]
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