アイコン 元京都市議の村山祥栄氏「京都党」を結成

「大阪維新の会」「減税日本党」などあちこちに地域政党が結成されているが、京都では、前市議の村山祥栄氏が「京都党」を結成した。
村山氏(1978年2月生、32歳)は、学生時代から衆議院議員の秘書をして、2003年4月の京都市議選で最年少で当選、2期目の08年の市議選では圧倒的な強さでトップ当選を果たし、その余勢をかって08年2月の市長選に立候補したものの4人中3位で落選している。

村山氏は30日、来年4月の市議選に向けて「既成政党が占める市議会で市民主導の政治を行うことを目指す」地域政党「京都党」を旗揚げた。
市議選では村山氏を含め五つの選挙区ですでに候補者を決定。今後、複数擁立も視野に全11選挙区で公募を実施、議席目標は条例を議員提案できる6議席。
候補者の公募は10月10日まで、党本部の電話075(712)9977。
この村山氏はタダ者ではない。「京都党」の最高顧問には堀場製作所最高顧問の堀場雅夫氏が就任、顧問には府中小企業団体中央会会長の渡邉隆夫と元京都市副市長の高木寿一が務める。
京都党の政策としては、市の起債を年間10%カットして「無借金経営都市」や「議員特権の廃止」などを挙げている。

村山祥栄
[ 2010年9月 1日 ]
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