アイコン 地球温暖化で北極海横断ルート/タンカー、ムルマンスクから寧波へ

ロシア海運最大手ソフコムフロートの大型タンカー「SCFバルティカ」号が北極海横断に成功した。大型タンカーとしては初の北極海航路での輸送運航。

ノルウェーの東に位置するロシアのムルマンスクを出港した同船は、石油液化ガス約7万トンを積んで目的地の中国浙江省・寧波に向かっている。これまでの輸送距離は7000海里(約1万3000キロ)、従来のスエズ運河経由の1万2000海里(約2万2000キロ)から大幅に短縮される。輸送には一日あたり2万~2万5000ドル(約170万~210万円)の費用がかかっているが、輸送日数が減ればそれだけ経費が削減できる。
地球温暖化が進みは、大型タンカーが氷に閉ざされた北極海を通過できるようになった。日本の欧州向け大型輸送船も何れ北極海ルートに変更されることになろう。CNN
 

[ 2010年9月 7日 ]
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