アイコン トライアル宗像店27日オープン/ルミエール赤間店との至近距離戦

当初5月開店予定であったトライアル宗像店がいよいよ10月27日9時30分オープンする。トライアル宗像店は、九州北部戦線において遠賀・水巻店に続く出店となるが、どう見ても熾烈を極めるルミエールとのディスカウンター戦争を仕掛けているようである。

ルミエール(北九州市近郊行橋市)は、トライアルの本社(福岡市東区流通センター)近くの箱崎店(福岡市東区)を大成功させており、トライアルにとって目の上のタンコブになったのか、ルミエールの水巻店に対しては水巻・遠賀店を矢継ぎ早に開店、挟み撃ちする戦争を仕掛けた。そしてまた、新たに宗像戦争が勃発することになった。
宗像東郷橋での両店の戦いは、近隣のスーパーに大打撃を及ぼすものと見られ、日の里団地の西鉄ストアーやマルキョウは悲惨なことになると思われる。

ルミエール赤間店は、旧3号線から中に入ったところに位置するが、北側に広がる城西ヶ丘団地・宗像ネオポリス・ひかりが丘団地等を、西側には東郷町と大団地である日の里団地・東側の赤間を後背地に抱えている。数年前に生鮮部門を導入するなど店舗拡張を重ね、土・日などは昼から駐車するにも事欠くほどの盛況ぶりでこれまでボロ儲かりしてきた。
トライアル宗像店は、当初東郷橋そばのカラオケ店を駐車場地に利用する計画であったとされるが、カラオケ店が撤退しなかったことから当初予定地での出店となった。
店舗は、旧3号線沿いの宗像大社入り口の東郷橋から(宗像市)赤間寄り100mのところに位置する。当然ルミエールに来ていた日の里団地の買物客の多くは、今後より近いトライアルに買い物することになろうが、それだけではトライアルは商売にならず、ルミエールの店舗北側に広がる団地群や赤間からの客をどれだけ奪うかにかかっているといえる。

ルミエール赤間店は、1995年出店であり、建て増ししたものの本体の老朽化は歪めない。最近ルミエールは、大和ハウス工業のショッピングモールに多く出店しているが、建物
の清潔感やゴンドラの配置など、それらの店舗と大きく異なる。こうしたことは、近隣にディスカウンターの競争相手がいなかったことに起因しているともいえる。
一方トライアル宗像店は、新築してのオープンであり、ルミエール赤間店と比較して明るさや清潔感でも歩がある。またルミエール赤間店にはないドラッグ部門も設けている。トライアル宗像店は、既に商品は並べられており、水曜日オープンするだけとなっている。

いよいよ、ルミエール対トライアルの戦争は、遠賀水巻戦争に続き、第二弾の宗像戦争に突入する。トライアルが仕掛けるルミエールとの流通戦争の第三弾は古賀市あたりか?それとも北九州への進出か?

トライアル地図

トライアル写真
[ 2010年10月25日 ]
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