福岡リート投資法人/8月決算 微減だが好調維持 第2キャナル
他のリートでは、入居率やテナント率の悪化で苦戦している投資法人も多いが、同社はよく頑張っている。九州の田舎に徹した手法が実を結んでいるといえる。
6ヶ月毎決算、非連結/百万円 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 |
10年2月期決算 | 5,640 | 2,408 | 1,863 | 1,862 |
10年8月期決算 | 5,663 | 2,412 | 1,797 | 1,796 |
前期比 | 100.4% | 100.2% | 96.5% | 96.5% |
実質親会社である福岡地所は、キャナルシティの東側空地に第2キャナルを来年11月完成予定で建設に入る。当ビルにはファストファッションのH&Mや21・ユニクロなどのファストスタジアム構想を持っていたが、今4月期間限定でキャナルに誘致したH&Mが、福岡の美味しさを知ったため、もっと美味しそうな天神西通りに出店を計画していることが明らかにされている。ファストファッションのどっかを核にファッションビルにトーンダウンした構想となったようだ。
博多の頑固者の巣窟である上川端通りを、リノベーションさせて、若者の町に変化させ、リバレインの待鳥さんへ繋ぎ、博多と天神(大名も含めて若者経営者には重たくなっている)との差別化をはかり、キャナル-上川端-リバレインに新しい文化圏を構築したら如何だろうか。天神地区とJR博多シティは田舎者が行くところというイメージを植え付け、福岡市民はリバレイン-上川端-キャナルに出かけるようになったら面白い。若者経営者が上川端に入ったら10年先は完全に変わっていよう。
願わくば、以前から記載している通り、H&Mを繋ぎ止めておくべきだった。
福岡リート法人も年間1200万人訪れるキャナルシティと運命共同体みたいなものであり、
第②キャナルのファッションビルも当然完成後は組み込まれる。
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