三協・立山ホールディングス/第①四半期 微増
同社は、建設市場について、新設住宅着工戸数・非木造建築物着工床面積が、前年に比較して若干回復傾向にあるものの、依然低水準で推移するなど厳しい状況が続いている。一方、アルミニウム形材の国内市場は、輸送・電気機器分野を中心に需要が引き続き堅調に推移。また、商業施設市場は、大店立地法の届出件数など一部改善がみられたものの、厳しい状況が続いているとしている。
同社の対応については、平成24年5月期を最終年度とする中期3ヶ年経営計画を推進しており「グループ構造改革の継続的な実施による黒字体質の定着」「改装・リフォーム事業の強化」「非建材事業の強化」「海外市場への展開」の重点戦略を引き続き推し進めているとしている。
連結/百万円 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 |
10年5月期第①四半期 | 56,177 | 443 | 92 | 30 |
11年5月期第①四半期 | 59,185 | 1,035 | 646 | 67 |
前第①四半期比 | 105.4% | 233.6% | 702.2% | 223.3% |
11年5月期予想 | 257,000 | 6,600 | 4,300 | 3,000 |
10年5月期実績 | 157,402 | 4,784 | 3,391 | 2,047 |
対前年/予想比 | 163.3% | 138.0% | 126.8% | 146.6% |
追、同社は11月30日現在1000株以上の株主に対して、株主優待制度を導入して、三協立山アルミの環境配慮商品の購入者に対し、1 枚の利用で1 万円相当を優待する『株主様エコご優待券』を、保有株式数に応じて進呈する予定としている。
[ 2010年10月 7日 ]
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